長持ちするものってなんだろな?
最後まで(なるべく長い間)手元に残るモノは何か?
それは、愛着のあるモノだと思います。
お気に入りのチェストがあれば、その中に収まる量で調整しようとします。
お気に入りのお鍋があれば、ついてない機能を補うように、自分で調理方法を学びます。
機能性、利便性、勿論大事です。
しかしそれらを上回る、新しい機能や利便性を持つモノが現れたときに、手放されてしまいます。
かといって、何でもかんでも自分の手で作っていくなんて難しいですよね。
お気に入りのモノのために、数十万、数百万円も出せないし、費やす時間もない。
整理収納のお話は、
「自分の人生において、何に重きを置いていくか」を見出だすための始まりだと思います。
日用品のモノの要、不要の区別から、自分自身のライフスタイルの形を発見して、
「あー私って案外こういうとこに価値を見出だすんだー」と気付き、
その気付きをライフスタイルに取り入れていくと、人生が豊かになっていくような気がします。
整理収納の観点とライフスタイルを組み合わせたものが「間取りんぐ」です。
自分たちは普段こんな生活をしているから、この部屋には収納がこれくらい必要かも。
むしろこの部屋はこんなに広くなくていいや。など…。
自分たちの生活に合わせて間取りを考えて、拘りや愛着をたくさん詰め込んで、
大好きな家で過ごす時間をかけがえのないものにしてほしい。
そして、大好きな家への恩返しとして、なるべく毎日綺麗にしてあげて過ごしてほしい。
そのための仕組み作りが間取りんぐです。